新入生が入学してから3か月あまりが経過しました。デザイン工学基礎実習では、入学早々
からデザイン工学科の特徴が色濃く出たユニークな授業を受けています。
伊勢先生の授業では、社会がどのように動いているのかについて学びます。中心と周縁、日
常と非日常など、そして非日常におけるトリックスター(悪)の役割について講義を受け、
体育館に移動します。
トリックスターが周りを非日常へといざなう。皆でダンスをすることを通して、それ理論だ
けでなく実践として、実体験とし学びます。
最初は様子見だった人もダンスを繰り返し行うことでだんだんと入り込んでいき、場のボ
ルテージがどんどん高まっていくのを感じられました。
倉持先生、中島先生の立体表現の授業ではアナログ・デジタルの両方のデザイン手法を学び
ます。
立方体のデッサンでは、友達と時々相談しながらも、描き始めると黙々と熱心に鉛筆を動か
していました。その後、倉持先生、中島先生から一人一人の作品に対する講評があります。
プロポーションやパースペクティブなどの正確さが、プロダクトデザインにおいて非常に
重要な基礎技術になっていることを学びます。
学生たちからは「実際に作業することがとても楽しい」「バランスをとって描くのが難しい」
などの感想が聞かれました。